ワークショップ5日目 前半
更新日:2022年9月16日
2022/9/3 最終発表 @スタンフォード大学
*実際には最終発表のみの日でしたが、大きなトピックが2つあった(と感じた)ので前半と後半に分けてお届けします!
内容
・グループ発表
−テーマは"How do you want to commit yourself to the world, having learnt through this program"。プログラムの集大成として、1班10分程度のシアターワーク(劇みたいなもの)を行った。1班は4〜5人で、学校、性別、年齢関係なく、小木戸先生が直感でチョイスしたメンバーで編成された。準備時間は午前中と午後の最初を合わせた約3時間。その間に、テーマの定義や、構成の相談、小道具の準備などを行った。
感想
劇の構成を練る段階において、抽象的な概念を論理的に言語化することは難しかった。言語の壁もあったので尚更だ。しかしスタンフォードの友人たちによる根気強いアシストのおかげで、最終的には全員の意見を反映した劇を作ることができた。彼女たちに心からの感謝を送りたい。
また個人的には、ユニークなアイデアが同時多発的にあがっていた光景が印象に残っている。劇の冒頭で生まれたての人間にパワーが吹き込まれる描写を入れようという話になった時、パワーの定義として、”宇宙からのエネルギー”、”母からの愛”、”生まれた時は誰しもが持っていた神からの力”など、それぞれのバックグランドや価値観が反映された興味深いアイデアがいくつも出てきた。スタンフォードは他の大学と比べても”多様性”を重視しているというが、その理由や意味を少し理解できた気がした。
発表について。計3班が発表したが、表現の仕方は三者三様で、どの班も前日から大分パワーアップしたと思った(前日は3分Ver.の劇を行った。メンバーは前日から固定)。ワークが始まるまで無機質だった空間が、”なにものかである空間”と化し、その構成員である各班のメンバーたちもまた、”何者か”であるように思えた。ワークショップ序盤では、劇に対して懐疑的だったり、面白おかしい印象を抱いていた人も少なからずいたが、最終発表では誰もが真面目に取り組んでいた。この5日間でそれぞれが気づきを得られたのかもしれない。
後半からはワーク終了直前に起きた出来事をお伝えします。
<おまけコーナー>
*最終発表の際に全然写真を撮っていなかったので(泣)、滞在中に撮った写真をいくつかシェアしてみようと思います!
⇧キャンパス案内(byデイビッドさん)。
⇧キャンパスの一角。遺跡のようでした。
⇧ブックストア。本に限らず、スクールグッズが沢山売っていました!
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スタンフォードの学生達の「多様性」に感動していた貴女へ
パワーの定義に、「宇宙からのエネルギー」「母からの愛」「生まれた時は誰しもが持っていた神からの力」が出てきたことに私もビックリ、感動です。素晴らしい彫刻のある緑豊かなお庭など周りの環境も良い影響を与えていたかもしれませんね。
そして、このバックグラウンドや価値観の多様なスタフォードの学生達との触れ合いが、皆さんひとり一人の気づきと成長に繋がっていったことは、他のブログや振り返りからも明らかですね。
これからもキャンパス内外で、そうした貴重な出会い、触れ合いに恵まれますように❣️
グループワークの様子を伝えてくださりありがとうございます。
この日の後半での出来事についても、YNさんの視点からもぜひ読んでみたいです!