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ワークショップ1日目 

更新日:2022年9月14日

このプログラムの1日目の始まりは、「人との繋がり」と「自己の存在意義」を実感することから始まったなと感じた。


特に最も印象的だったのは、“I see you”, “I am here”,“Who are you” という言葉を通じたワークショップだった。前の投稿でこのワークの内容が詳しく紹介されているので、今回は説明を割愛するが、このワークをするまでは「自分がなぜ存在するのか」「自分が今この世界にいる意味は何か」「他者との関係性」について深く考えることはなかった。と言うよりも、深く考える余裕が今までなかったのだと思う。また、自分と友人や家族など、他者との関係性が存在することも「当たり前」と無意識のうちに感じていたと思う。

しかし、“I see you”という言葉を通して、自分の存在価値を深く感じることができた。さらに、メンバーそれぞれの言い方には個性があり、他者それぞれとの関係性の違いなどを痛感することができた。それぞれの言い方の口調や表情から、「私はあなたのことを見ている」という言葉以上に、「私はあなたの味方だ」「あなたがいるから私がいる」という風にも聞こえた。そして、その後に言う“I am here”によって、「自分の存在価値」を自分で肯定することができたと感じた。それと同時に、私自身が“I am here”と言うことによって、それを聞いた他者にも変化(微笑みなどの表情や仕草)が見られたように感じた。そのため、この言葉言うことによって、他者の存在についても肯定することができる、つまり「他者と自分との関係性」を結びつけることができているのだと感じた。


これに加え、“Who are you”と言う言葉も、自分の存在意義について考える大きなきっかけになったと思う。最初この言葉を言われた時、とてもシンプルな質問なのにも関わらず、どう答えたらいいのか戸惑ってしまった。それだけ、今まで自分とはどんな人間なのか理解できていなかったのだと痛感した。また、同時に自分という存在について言葉で表現することに恥ずかしさや自信のなさを感じていた。

しかし次第に、どんな自分であっても相手は何も言わない、つまり「全てを受け入れくれる」という安心感から、徐々に自分の存在についてリラックスして話せるようになった。今あの時の緊張や自信のなさを振り返ると、自分の過去が深く関係していたと感じる。私の場合、特に自分のことについて話そうとすると、貶されることがあったせいか、あまり言いたいことがあっても言えない自分がいた。しかし、このワークショップでは、どんな自分であっても相手は何も言わずに、私の目を見て受け入れてくれる。そう感じることが出来ただけでも、自分の存在意義や自信に繋げることができた。特に、自分も相手に問いかけてみると、様々なバックグランドを持って育ってきたことを知り、ありのままでいていいのだと感じることができた。


まだ「他者との関係性」「自分の存在意義」についてまだもやもやすることもあるが、今後のワークを通してより深く理解していきたい。



P.S. キャンパスがとても素敵で圧倒されました!

閲覧数:23回1件のコメント

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1 Comment


Guest
Oct 23, 2022

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I see you. と言う時、言われる時に、心なしか違和感を感じることもあった私、きっとオウム返しに心をこめずに言葉にしたり、受け止めていたのかと、反省させれられた。そしてその言葉の意味の奥に「あなたを見守っている」「あなたの味方だ」と言う人それぞれの想いを、その時の口調や表情から感受していた繊細な感性をこれからも大事にして欲しい。


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